昨年の第5回かのや産業フェスタでは、開催地変更と広報・企画等の再考を図る事を目的とした「霧島ヶ丘に家族が集まる街を作る」というコンセプトの元、実行・運営を行いました。第6回かのや産業フェスタを迎えるにあたり、その概念を継承し、更なる発展を目指すために、上記コンセプトを掲げます。

　我々にとって「宝」とは、出店者の皆様やその商品やサービスだけでなく、企画運営に携わって頂く皆様であり、このかのや産業フェスタを楽しみにして来て頂く全ての方々であります。出店者にとって宝は当日扱う商品であるかもしれません。来場者にとっての宝は、一緒に過ごす家族かもしれません。また誰かにとっての宝は持っている信念かもしれません。それを結びつけられた時にひとつの「絆」が生まれます。
今回の第６回かのや産業フェスタは宝を絆で紡ぎ「街」にすることが役割であると考えております。出店者や関係者と連携・交流をすることで、何重にも紡がれた糸は強固なものになり、今回のかのや産業フェスタを作ります。

宝と絆がひとつになり、そこに「家族」が集まることで、ひとつの街が生まれます。
かのや産業フェスタは二日間ではありますが、それ自体が霧島ヶ丘に生まれる街です。出店者の皆様が、この「街づくり」を通じて得た経験やヒント、生まれた絆などを普段の事業運営に活かし、更なる発展へと繋ぐ事が、かのや産業フェスタのひとつの目的でもあります。

ひとりひとりがそれぞれの目的で臨み、ひとつでも得て、持ち帰るものがある。第６回かのや産業フェスタはその発展に寄与し、街づくりの一助に成り得ると確信しております。